リオ代表決定は先なのに なぜ女子プロ協会だけがソワソワ?
日本女子プロゴルフ協会が先日、今季のトーナメント規定を発表した。リオ五輪に出場する選手については、出場義務試合数を21から19に減らし、さらに五輪本番の2週間前から、1週間後までの間に3試合欠場できる。通常なら出場義務試合を欠場すると100万円の罰金だが、リオ出場なら免除されるわけだ。
それにしても、リオ五輪代表決定は7月11日とまだ先なのに外野がうるさい。
先月末には、倉本昌弘委員長(日本プロゴルフ協会会長)と小林浩美副委員長(LPGA会長)が沖縄で渡邉彩香(22)、成田美寿々(23)、鈴木愛(21)を集めて強化合宿を行ったものの、男子プロは不在だし、現在圏内の宮里美香(26)、野村敏京(23)もいなかった。
強化合宿の最中に米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」があり、世界ランク36位で日本勢1番手の宮里美香と同41位で2番手の野村が出場した。3番手の大山志保(38)もわざわざスポット参戦した。合宿に参加するよりも米ツアーで好成績を挙げ、ポイントを稼いでランクを上げるのが最優先だったからだ。渡邉は5番手、成田は7番手、鈴木は9番手。4番手の上田桃子(29)も合宿には参加しなかった。