<第5回>陸上界から“法に触れない詐欺師”と呼ばれるまで
私が小林俊一氏に出会ったのは19年前の6月半ば。場所は、ともに贔屓にする、東京・新宿駅東口近くの“アスリートが集う居酒屋”「酒寮・大小原」だった。
すでに当時の日本陸上界ではケニヤッタ小林の名は知れわたり“人買い小林”ともいわれていた。
「いや、まだあるね。現・日…
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