早すぎる死 “ミスターラグビー”平尾誠二さんが残した功罪

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 今ではニュージーランド、豪州といった強豪国でも当たり前となった代表チームの外国人選手起用にも積極的だった。97年に日本代表監督に就任すると、代表資格(3年以上居住)を有する外国人選手を招集。主将にも外国人選手を指名する徹底ぶりでチームの底上げを図った。99年のW杯は1次リーグ敗退に終わったものの、「外国人に頼ったチーム編成は良くも悪くも現在の日本代表の礎を築いた」(ラグビー関係者)と一定の評価を得ている。

 早すぎる死は、日本のラグビー界にとって大きな損失に違いない。

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