NZ出身の名将「東京五輪には7人制専門選手を育成すべき」
相次ぐ大物食いで4強入りを果たしたリオ五輪7人制ラグビー日本代表に祝福の声が相次いだ。
ラグビーのトップリーグは昨23日、16-17シーズンの開幕(26日)を前に全16チームのヘッドコーチ(HC)、主将が会見。各チームとも会見の席上、コカ・コーラ・レッドスパークスのキャプテン代理として出席した7人制代表主将桑水流裕策(30)の活躍を称えた。
リオでは予選リーグからニュージーランド、フランスとジャイアントキリングを成し遂げた。
3位決定戦で南アフリカに敗れてメダル獲得はならなかったが、日本の快進撃は世界中を驚かせた。
20年東京五輪ではメダル獲得の有力種目に浮上した7人制ラグビー。今後は外国人補強も含めた選手の底上げが課題となるが、トップリーグの外国人HCは東京五輪に向けて「7人制専門の選手を育成すべきだ」と口を揃える。
「五輪でメダル獲得を狙うなら15人制と7人制の掛け持ちは避けるべき」と言うのはNTTコミュニケーションズ・シャイニングアークスのロブ・ペニーHC(52)だ。ニュージーランド出身で20歳以下代表監督の他、国内リーグのカンタベリーを指揮して4連覇を達成した名将だ。