球団本部長らに聞く 広島「黒田監督誕生」は14年先?

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「来年コーチなどのオファー? していない。あっち(米国)に家族がいるし、しばらくゆっくりしたいみたいだから」

 去る18日に引退会見を行い、昨25日の日本ハムとの日本シリーズ第3戦に先発した広島黒田博樹(41)。引退会見に同席した鈴木清明球団本部長(62)を試合前の札幌ドームで直撃すると、来季の入閣は否定した。

 20億円ともいわれるメジャーからのオファーを蹴って広島に復帰して2年。「男気」旋風を巻き起こし、カリスマ的な存在感でチームを牽引した。25年ぶりの優勝の立役者と言っても過言ではない黒田が、このまま「さようなら」ではいかにも寂しい。将来の監督就任の可能性について尋ねると、同本部長はこう言及した。

「有力候補? そのころに私がいるか分からないが、当然そうなるやろうね」

 さて、ここからが問題である。一体“それ”はいつなのか。現職の緒方孝市監督(47)は就任2年目でチームを25年ぶりのリーグ優勝へと導いた。この日本シリーズでも采配がズバズバ的中している。名将と呼ぶには早いかもしれないが、広島のさる球団関係者がこう言った。

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