アリゾナCでは実戦回避か ハム大谷「右足首不安」の波紋
先発投手の調整は通常、実戦の中で段階を踏みながら行っていく。最初は1回とか2回。それから3回、5回、7回といった具合に投球数や投球回数を増やしていく。その過程でフォームの微調整などもやっていく必要がある。実戦で投げ始めて1カ月も経たないうちに、長いイニングや多くの球数を投げるスタミナがつくとも、万全な投球ができるようになるとも思えないのだ。
「大谷の正確な状態が把握できないので何とも言えないが、WBCは抑えを含めた短いイニングのリリーフ、もしくは野手としての出場になるのではないか」とは前出のOB。となると、小久保監督は大谷の起用法を根本から見直す必要に迫られる――。