広島・鈴木が今季へ決意新た 「神ってる、正直もういい」
高卒4年目の昨季、129試合に出場し、リーグ2位の打率.335、29本塁打、95打点と大ブレーク。攻守で25年ぶりのリーグ優勝に貢献した広島の鈴木誠也(22)。緒方監督に言われた「神ってる」が昨年の流行語大賞に選ばれるなど、WBCでも活躍が期待される男を直撃した。
■「大谷に背負わせたくない」
――初のWBC出場だが、同じ年で仲がいい大谷(日本ハム)がケガで辞退した。
「翔平がいなくなって『翔平のために』とか言ってしまうと、負けた時に全部背負わせてしまうことになる。それはあまりにかわいそう。オレが言うまでもなく、いい投手だし、打者としても凄い。もちろん、いてくれれば、こんなに心強い味方はいませんけど、穴はみんなで埋められる。チームワークで補います。みんな『大谷、大谷』って言いますけど、実はボクはあまり心配していないんです」
――侍メンバーでもあり、WBCに3大会連続出場する内川(ソフトバンク)と2年連続で合同自主トレを行って弟子入りした。