イチロー開幕に暗雲 練習中に同僚と接触し右足と腰を負傷

公開日: 更新日:

 マーリンズ・イチロー(43)が不運なアクシデントに見舞われた。

 フロリダ州ジュピターでのキャンプ5日目(日本時間22日)、外野守備の練習中に招待選手のブランドン・バーンズ選手と衝突し、右足を痛めた。練習メニューに組まれていた打撃練習を回避した。

 ベテラン外野手が負傷したのは皮肉にも外野手同士の飛球処理を確認する練習だった。イチローは中堅の守備に就き、右中間への飛球を追った際に、右翼のバーンズと交錯。バーンズの膝がイチローの右太ももあたりを直撃して、そのまま倒れ込んだ。イチローは捕球姿勢に入る際、声をかけていたが、バーンズが聞き逃したとみられる。

 クラブハウスに引き揚げたイチローはトレーナー室で治療を受けたが、22日以降の練習は「様子見。明日は(通常の練習は)ない」と説明。衝突の衝撃で腰も痛めたようで「ちょっときている。そっちの方が心配」と不安を隠さなかった。

 メジャー移籍後のイチローが故障者リスト(DL)入りしたのはマリナーズ時代の2度だけ。今後の回復次第では、メジャー最年長野手が予期せぬケガで開幕から離脱する可能性もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出