右膝と腰痛めたイチロー 練習中のケガは「老い」なのか?
打者にとって反射神経の衰えは致命的だ。今季のイチローは相手投手の160キロ近い直球や変化球についていけない可能性もある。
「打席ではこれまでの経験からある程度はカバーできると思いますが、それでも全盛期と比べたら手が出ないコースや対応できない球種もあるはずです。これまでかわしていた厳しいコースも、よけきれずに死球を食らうケースも増えると思います(昨季は3死球)」(平山氏)
不死身のイチローも「老い」には勝てないようなのだ。
そのイチローは22日(同23日)、電気治療を受けると、ウエートトレーニングなどで汗を流し、チームとは別メニューで調整した。