ダルにも“トランプ危機” 米紙が「イラン出身」父親を危惧

公開日: 更新日:

「トランプ・ショック」は日本政府だけでなく、日本人メジャーリーガーにも波及しそうだ。

 米国のドナルド・トランプ大統領は27日(日本時間28日)、イスラム教徒が多数を占める国からの渡航者の入国を拒否する大統領令に署名した。イスラム教過激派などテロリストの米国への流入阻止を目的にシリア、イラクなど7カ国からの入国が停止となる。

 米国が指定した「7カ国」にはイランも含まれており、同国出身の父親を持つレンジャーズ・ダルビッシュ有(30)にとっても他人事ではないのではないか。

 レンジャーズの地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」(電子版)は28日、大統領令がスポーツ界にもたらす影響に関する特集記事を掲載。ダルの父親であるファルサさんがイラン出身であることから「米国の息子の元を訪問できなくなるのではないか」と推測している。

 記事によると、球団はダル本人にも何らかの影響が及ぶかどうかも含めて、今後は米国政府に確認するなど、調査に乗り出すという。


■政権の意向を慮る必要

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇