28人中27人がアメリカ人 イスラエル代表は“米国第2選抜”

公開日: 更新日:

 米国のメジャーにはユダヤ系米国人がごまんといる。

 現役では12年に41本塁打でタイトルを獲得したブラウン(33=ブルワーズ)や、昨年まで2年連続25本塁打のピーダーソン(24=ドジャース)らが代表的な選手。選手ではないが、ヤンキースのスタインブレナー・オーナーやキャッシュマンGMもそう。そんなユダヤ系米国人がメンバー28人中27人を占めているのが、6日に韓国、7日は台湾を撃破したイスラエル代表だ。

 韓国戦に先発して好投したマーキー(38)はかつてカージナルスのエースとして活躍、メジャー通算124勝を挙げた右腕。同じく韓国戦に代打出場して二塁打を放ったデービス(29)は、12年にメッツで32本塁打を放った実績の持ち主。台湾戦で本塁打を打ったフライマン(30)とラバンウエー(29)はいずれもマイナーでプレーしている。メジャー昇格を目指す選手と、メジャー実績のある大物中心のメンバー構成なのだ。

■本気度は「イスラエルの方が上」

 彼らの大半はメジャー昇格や再昇格を夢見ている。WBCをカバーするスカウトに活躍が認められればチャンスが広がるだけに、大会にかける意気込みは強い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード