観客100万人突破で収益増確実 侍JはWBCでいくら手にする
WBCの観客数は前回大会を上回り、初の100万人突破で収益増は確実だ。今大会は総収入の47%が賞金に充てられる。配分は優勝が10%、準優勝が7%、準決勝敗退で5%とされている。なお、前回大会の賞金総額は1500万ドル(当時約14億2500万円)。準決勝で敗退した日本の取り分は160万ドル(同1億5200万円)で、優勝したドミニカ共和国が手にした額は340万ドル(同3億2300万円)だった。
日本が世界一に輝いた09年の第2回大会は優勝賞金の270万ドル(同2億4300万円)をゲット。この他に1次ラウンドの各会場1位には30万ドル、2次ラウンドの各会場1位には40万ドルのボーナスもあり、各ラウンドを1位で通過して優勝した場合は、340万ドルを手にできたことになる。
メジャーリーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。
「全試合が終わっていないため、あくまで推定ですが、前回大会より収益を3割増し程度で計算すると、今回の優勝賞金は440万~450万ドル(約4億9720万~5億850万円)前後。この他に日本は1次ラウンドの各会場1位と2次ラウンドの各会場1位のボーナスがあります。仮に70万ドルで換算すると、優勝すれば500万~550万ドル、日本円にして6億円前後が日本に入ることになります」