今大会成功に味を占め…WBCが収益拡大へ日本市場を狙う

公開日: 更新日:

■準決勝の東京開催も検討

 WBCは一時、開催継続が危ぶまれたものの、今大会の成功で味をしめたMLBが更なる収益の拡大に走るのは当然だ。MLBは海外市場の拡大を進めており、日本を超優良マーケットに位置付けている。具体的な金額は公表されていないが、莫大な利益が見込めるとあって、21年開催の次回大会では日本を主戦場に選ぶ可能性まであるという。

 日本で試合を実施すればするほど儲かるだけに、MLBは1次、2次ラウンドに限らず、準決勝の会場のひとつを東京に変更することも検討しているそうだ。

 WBCでの儲けが増えれば増えるほど、総収入の66%が懐に入る米国を潤すことになる。そのうえ、今回は優勝の名誉まで米国にくれてやり、なおかつ次回は準決勝の会場まで提供するかもしれないのだ。

 日本のWBCへの熱狂ぶりを見たMLB幹部の高笑いが聞こえてきそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」