薬物検査の対象選手に タイガース満塁弾男に抜き打ち検査
タイガースの控え野手があらぬ疑いを持たれた。
アンドリュー・ロマイン(31)が12日(日本時間13日)、ツインズ戦の四回に逆転の満塁本塁打。今季1号が殊勲打となった。
ロマインは過去7年間で通算打率2割4分、6本塁打。非力な男による劇的な一発に試合後、MLBが動いた。反ドーピング対策の一環として定期的に行っている薬物検査の対象選手にロマインを指名したのだ。
もちろん、ロマインに禁止薬物使用の疑惑があるわけではない。MLBで抜き打ちで検査を行っており、人選は無作為に行われている。ロマインが選ばれたのも単なる偶然に過ぎない。
クラブハウスで報道陣に囲まれたロマインは「血を抜き取られて、めまいがしたよ」と苦笑いだった。
ちなみに、このロマイン。弟は田中将大の女房役であるヤンキースのオースティン(28)だ。