長期離脱にスカウト騒然…大谷の今オフ「米移籍」消滅か
「日本にいるメジャー球団のスカウトはほぼ全員、米国にメールでリポートを送ったと聞いています。8日の試合で左太ももを負傷、途中交代した一報が入るや否や、彼らは大騒ぎに。翌9日には復帰まで1カ月半かかるという球団トレーナーの見立ても含め、米国のフロント幹部に報告を入れたそうです」
こう言うのは米西海岸の代理人関係者だ。
8日のオリックス戦で内野ゴロを放った際の走塁で負傷、大阪市内の病院で「左大腿二頭筋肉離れ」と診断された日本ハムの大谷翔平(22)。災難は続くもので、10日にはインフルエンザB型と診断され、同日予定していた鎌ヶ谷のファーム施設行きが取りやめになるなど、踏んだり蹴ったりである。
インフルもさることながら、深刻なのが左太もも肉離れの影響だ。日本ハムの福島チーフトレーナーは9日、「4週間後には動けるだろうが、実戦復帰はそこから2週間くらいになる」とコメント。大谷の長期離脱に米球界も騒然となっている。
「そりゃ、そうでしょう。今季は右足首痛でWBCを辞退。野手としてスタートを切った直後に、今度は左太ももの肉離れでしょう。投手復帰どころか実戦から1カ月半も遠のくわけで、今回の故障はメジャー移籍に影響しないとも限りませんからね」(前出の関係者)