平昌五輪後は表現力重視に 浅田真央“早すぎた”現役引退

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 来年のISU総会で正式に採点基準の変更が決定すれば、浅田も内外の強豪と互角に渡り合えるかもしれない。海外勢と比べても、その表現力は決して見劣りしないからだ。

 昨年10月、フィンランディア杯のフリーの演技構成点(65.21点)はトップ。12位に終わった昨年12月の全日本選手権の演技構成点も、SP(32.69点)、フリー(65.32点)とも優勝した宮原知子(SP34.86点、フリー70.06点)に次ぐ2位だった。

 代名詞であるトリプルアクセルなどの大技の成功は厳しくても、表現力なら十分、勝負になる。今後もプロスケーターとしてリンクには立ち続けるだけに、「気持ちも体も出し切った」と判断するのは、採点方法が変わるであろう2年後でもよかったのではないか。

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