FA3選手機能不全にナベツネ激怒 巨人に「鹿取GM」急浮上

公開日: 更新日:

 長嶋政権で一軍投手コーチ、原政権でヘッドコーチを務めた鹿取氏は確かに、読売首脳から高く買われている。2003年オフにヘッドコーチを辞任すると、読売新聞スポーツアドバイザーに就任。同社が人事に影響力を持つ「侍ジャパン」でも、06年の第1回WBCで投手コーチを務め、その後も中学生以下の日本代表の監督、さらにはアンダー世代を含む侍ジャパン全体のテクニカルディレクターも任された。

 選手、指導者として豊富な経験、実績を持ち、アマチュア球界とのパイプもあって、さらには現役19年で培った人脈が他球団にも広がる。GMにはうってつけの人材ではあるが、「巨人のGMはこれまで、選手経験者が務めたことはない。本来は監督人事を含む編成権のすべてを握るGMは、親会社である読売から出すという考えが根強くある。鹿取さんのGM就任も実現するかは微妙なところ」(読売関係者)という声もある。

 いずれにしろ、ドンのカミナリに球団フロントは戦々恐々だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード