ハム大谷の離脱後初ブルペンをメジャーが危惧する理由
大谷は高校時代も含めてこれまで、肩や肘に大きな故障がない。165キロの速球を投げる剛速球投手でいながら、肩肘に故障がないのは大きな強みでもある。米国で一時期、「総額300億円」の値段が付いたのは、そんな背景もある。
しかも、肩肘は消耗品だ。今年いっぱい野手に専念すれば、少なくとも消耗は抑えられる。大谷の将来を考えれば、下半身に不安を抱える今季は野手に専念するのがベスト。
「日本ハムのチーム事情にもよるが、今季はできれば投手として起用しないでもらいたい。無理をして投げて肩肘を痛めたりすれば、目も当てられないからね」とは、あるメジャースカウトだ。