下半身の不安拭えず 日ハム大谷は今季「野手専念」濃厚か

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「いろいろなパターンがあるよね」

 日本ハムの栗山監督が、左太もも肉離れで離脱中の大谷翔平(22)に関してこう言っている。野手だけでなく、投手として復帰する可能性もあるということだ。

 18日には60メートルほどの遠投も行ったが、「投手としての復帰はあり得ませんよ」と、さる日本ハムOBがこう言った。

「大谷はキャンプから現在に至るまで、本格的な投球練習を一度もやっていません。栗山監督は開幕直後、大谷がブルペンで160キロ近い球を投げていると言ったが、実際は傾斜の付いた場所で捕手を立たせて投げただけだと聞いています。スピードもそこまで出るはずがありません。投手は野手と比べて、実戦までにやるべきことが多いというのが現場とフロントの共通認識。野手として復帰するのは間違いありません」

 大谷が離脱したのは4月8日。今週末で当初の復帰予定だった6週間目を迎えるものの、依然として全力疾走できない状態が続いている。野手としての復帰は、早くて6月下旬か7月に入ってからになる。

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