1試合2発で覚醒予感も 日ハム・大田に向けられる疑いの目

公開日: 更新日:

 左翼への先制2号に右中間に中押しの3号。左へ右へ、1試合2発で勝利に貢献したのがオフに巨人から移籍してきた日本ハム大田泰示(26)だ。

 二回の先制ソロはチームタイ記録となる、1試合7本塁打の口火を切った一発。大田はお立ち台で「ホームラン、最高です!」と満面の笑みで雄たけびを上げ、左こぶしを天に突き出した。

 巨人時代は「素質だけは一流」と言われながら、開花せぬまま移籍。2本塁打は覚醒のしるしか。

 ある球団OBは「三つ子の魂百まで、とも言いますから……」と、こう話す。

「確かに巨人時代に比べて、打席で粘りは出てきた。以前のように外角の変化球で簡単に三振というケースは減っています。それでも、選球眼の悪さは相変わらず。この日のように甘い球は打てますが……。以前から『ポテンシャルは最高』と惚れ込んでいた栗山監督はともかく、1試合2発くらいでは、まだまだ周囲の信用は得られませんよ」

 この日のロッテ先発・涌井は6被弾。これは個人の1試合被本塁打のパ新記録。そんな投手からいくら打ったところで、覚醒と判断するのは早計だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も