松山は全米OP前哨戦13位T発進 依然パットに不安抱える
【ザ・メモリアルトーナメント 初日】
松山英樹(25)が3年前に米ツアー初優勝を遂げたのが今大会だ。
D・ジョンソン、J・ラームに次ぐ優勝候補3番手に挙げられ、松山にとって2週間後に迫ったメジャー全米オープンの前哨戦でもある。
アウト発進の初日はフロント9とバック9で別人のゴルフだった。
前半は2番パー4でボギーが先行。15メートルから3パットだった。
続く3番ですぐにバーディーを奪うも、6番は2打目が池ポチャのトラブルに見舞われダブルボギー。2オーバーまでスコアを落としてしまう。
7番パー5は2オンに成功しながら3パットとスコアを戻せない。9番パー4は2打目をピンそば1.5メートルのバーディーチャンスにつけながら決められなかった。クセのあるポアナ芝のグリーン上でイライラが続いた。
流れが変わったのは、「ラッキーだった」と振り返った11番パー5からだ。1打目、2打目とフェアウエーを手堅くキープすると、3打目はグリーン奥の傾斜を利用してピンそば1.5メートル。これを決めて1オーバー。