世界水泳7種目でメダルなし 池江璃花子に“足りないもの”

公開日: 更新日:

 世界選手権で11年上海大会以来、3大会ぶりの金メダルなしに終わった競泳の日本代表が1日、遠征先のブダペストから帰国した。

 今大会は男子200メートル平泳ぎで小関也朱篤(25)が銀、渡辺一平(20)が銅と日本勢では史上初のダブル表彰台に立ったが、期待された萩野公介(22)、瀬戸大也(23)のエース格2人は金メダルを逃した。女子では200メートル個人メドレーで初出場の大橋悠依(21)が銀メダルを獲得したものの、エースの池江璃花子(17)は個人種目の自由形、バタフライ(ともに50、100メートル)の計4種目に出場しながら、表彰台にすら立てなかった。

 池江は大会終了後に「実力不足。世界の壁は厚かった。まだまだだなと思った」と話し、さらなるレベルアップを誓っている。

 今大会の池江はリレーも含めて計7種目に出場した。個人種目では自己ベスト更新を目指して予選からほぼ全力で泳いだ結果、最後はスタミナ切れで尻すぼみ。100メートルバタフライは準決勝で自身の持つ日本記録(56秒86)に迫る56秒87をマークして2位で決勝進出。メダル取りに弾みを付けながら、決勝は57秒08とタイムを落として6位に終わった。余力を残して決勝に臨めなかったのが響いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭