ダルの命運を左右しかねないメジャーワーストの投球リズム
シーズン途中の移籍で捕手との呼吸が合わないとはいえ、それは今に始まったことではない。レンジャーズ在籍時にも捕手のサインに首を振るのは珍しくなかった。今季の前半戦、打線の援護に恵まれなかったのは投球リズムの悪さも原因とみられる。
ドジャースは、打線が強力(チーム本塁打172、総得点604=ともにリーグ3位)だが、ダルのテンポの悪さは守っている野手にも悪影響を及ぼす。自分の首を絞めかねないだけに、捕手とのコミュニケーションも含めて早急な改善が必要だ。