メッセの代役期待 メンドーサは虎逆転Vの救世主なれるか

公開日: 更新日:

「チームが優勝できるように貢献したい。プレーオフで投げたい」

 31日に阪神入りしたメンドーサ(33)は殊勝にこう言っていた。14年に日本ハムに入団し、4年目の今季は主に先発として20試合で3勝7敗、防御率3.97。成績はイマイチだが、15年には10勝をマークし、セと対戦する交流戦は、通算14試合に登板、3勝4敗、防御率3.46だった。故障離脱しているメッセンジャーは今季中の復帰に向けて再始動しているが、当面はメッセの“代役”としての期待を寄せられている。

 評論家の山崎裕之氏はこう言う。

「エースの働きをするメッセンジャーほどの活躍を期待するのは酷でしょうが、先発としてきちんとゲームをつくるなど、一定の戦力になるのではないか。メンドーサは勝負球になるような特筆すべきボールを持ってはいないけれども、好投している時はツーシーム、チェンジアップ、カーブを低めに制球し、打たせて取る投球ができている。中南米のメキシコ出身で時に集中力を欠くなど、調子に波があるようにも見えるが、もしかしたらセの野球に向いているかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動