巨人とソフトBは「NO」か 早実・清宮プロ入りへの“本音”

公開日: 更新日:

 さらにこの編成担当は、ポスティング容認までの年数として、「大谷は今年5年目。ダルビッシュ(ドジャース)、田中将大(ヤンキース)がともに7年目のオフにメジャー挑戦している。球団によって条件は違うでしょうけど、大谷と同じく最短で5年、長くて7年で認めるという形になるのではないか、とみています」と話す。

 清宮は先日のU18W杯終了直後に、「将来はこっち(米球界)に来てやりたいと思った。自分が何がやりたいかとか、しっかり見つけて、一番いい選択ができればと思います」と言った。プロ入り後にメジャー挑戦を実現するには、ポスティング以外では海外FA権を行使するしかない。ただ、清宮が海外FA権を取得するためには、入団1年目から一軍登録され続けても、最短で9年後。27歳を迎える2026年になる。早い時期でのメジャー挑戦に向けて米国の大学進学を視野に入れているともいわれたくらいだ。ポスティングに理解を示す球団の姿勢は決め手の一つになるし、ウラを返せば、ポスティングを認めていない球団には行きたくないのが本音なのだろう。

巨人は松井も上原もFAで

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動