日米首脳“親睦ゴルフ”に駆り出される松山英樹の政治意識

公開日: 更新日:

 ファンも複雑な心境だろう。

 松山英樹(25)が、11月に行われるドナルド・トランプ大統領(71)と安倍晋三首相(63)の首脳会談直前の親睦ゴルフのホストを務めることが明らかになった。コースは、東京五輪の会場となる霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉・川越市)に内定したという。

 両首脳は今年2月にも、ホワイトハウスでの会談を終えた後に、同大統領が所有するフロリダのゴルフ場2カ所で27ホールをプレー。最初のゴルフ場では大統領の知人であるメジャー4勝のE・エルス(南アフリカ)が同伴して話題になった。

 ゴルフ好きの安倍首相のことだ。「自国での親睦ゴルフならホストは日本を代表する松山プロしかいない」と考えたとしても不思議ではない。日本政府が殺し文句として「大事な外交のためです。両首脳と一緒にゴルフをお願いしたい」と言ったかどうかは定かではないが、打診を受けていた松山がOKしたことは間違いないようだ。

 安倍首相がトランプ大統領との親睦ゴルフに松山を呼んだのは、もちろん遊びに付き合わせるためではない。先の衆院選に勝っても、安倍内閣の支持率は芳しくない。トランプの機嫌を取るのは二の次で、夫人の森友学園疑惑や自身のお友達である加計学園問題などで失墜した人気の回復を狙ったものだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…