新人王宣言の広島ドラ1捕手・中村に早くも外野転向プラン

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 広島の新入団選手発表が昨13日、広島市内のホテルで行われた。

 今夏の甲子園で1大会個人最多の6本塁打を放ったドラフト1位の中村奨成捕手(18=広陵)は「まずは新人王を取って、最終的にはトリプルスリーだったり、誰も成し遂げていないような記録を塗り替えたい。早くカープの看板選手になれるように頑張りたい」と力強く宣言した。

 捕手の守備でも鉄砲肩で聖地を沸かせた。だが、広島にはライバルがいる。10月に中村の1位を表明した際、松田オーナーはこう話しているのだ。

「(中村は)肩が強くてインサイドのさばきがうまい。坂倉と中村がいれば、この先15年間は捕手の心配をしなくていい。あれだけの能力を持った選手はなかなか出てくることはない」

 オーナーがここまで言う来季2年目の坂倉将吾(19)は期待の若手有望株だ。

 今季は13年の鈴木誠也以来となる高卒1年目でのプロ初安打初打点をマーク。ファーム選手権では決勝3ランを放った次のブレーク候補なのだ。広島の球団関係者がこう言った。

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