ライバル中村は今もみっちり 日ハム清宮に練習不足の懸念
「60本です!」
26日、札幌ドームで行われた日本ハムのファンフェスタでの新入団選手発表。ドラフト1位の清宮幸太郎(早実)は用意された色紙に「北海道から世界へ」と記し、「北海道から世界に羽ばたこうと思っています」と決意表明すると、目標の本塁打数について、バレンティン(ヤクルト)が持つ日本記録をブチ上げた。
栗山監督が開幕スタメン構想を温めるなど、1年目から活躍したいと考えている清宮にとって、来年1月の入寮までの準備期間は非常に大事なものになる。仮契約の際、「夏場よりウエートをやり、走ってもいる。全体的に体がなまらないようにやっている」と話していた清宮は引退後も週2~3日程度、練習場に通っていたという。打撃練習やノックも受けているというが、早実は学力レベルの高い学校だけに試験勉強も必要。練習だけに時間を割くのは難しい。
清宮は184センチ、101キロ。中学時代に体重が100キロを超え、指導者から減量を指示されたこともあった。日ハムからは入寮までのトレーニングメニューを手渡されているようだが、何より体重管理が重要になりそうだ。