ヤクルト復帰 メジャー7球団“渡り鳥”青木宣親の適応力

公開日: 更新日:

 7年ぶりの古巣となる。

 青木宣親(36)のヤクルト復帰が決まった。契約は3年総額10億円。沖縄で行われる春季キャンプには2月上旬に合流する予定だという。

 マリナーズからアストロズに移籍した昨季は、71試合に出場。7月末のトレード期限最終日にブルージェイズに放出されると、今度はわずか出場12試合で戦力外となる。

 9月にメッツと契約するも、オフに自由契約。大リーグでのプレーを希望していたが、近年まれに見るFA市場の停滞で、国内復帰を決断した。

 昨季だけで3球団。メジャー6年間で計7球団に所属した。しかも、ナ・リーグとア・リーグを行ったり来たり。

 それでも、打率はコンスタントに2割8分前後をキープしてはいたものの、8年間で通算打率.329を記録したヤクルト全盛期から6年が経過しているのも事実である。

 36歳。衰えが問題になる年齢だ。現に、例えば盗塁数はメジャー1年目の2012年にマークした30盗塁をピークに、20、17、14、7、10と下降線をたどっているが、スポーツライターの友成那智氏はこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…