G菅野にシンパ急増中 持ち出し1000万円太っ腹に若手心酔
■ハワイ自主トレは「アゴアシ」付き
昨年12月半ばから約1カ月間、後輩5人を引き連れてハワイで行った自主トレメンバーも心酔している。3月の代表戦で侍ジャパンのメンバー入りが有力視される畠世周投手(23)が「菅野さんはキャッチボールから意識して投げている。言われたのは、一球たりとも山なりで投げないでピュッと投げろということ。菅野さんは球界を代表する投手。ハワイの経験はそれはもう大きな財産ですよ。すべて払っていただいたので、お金のことは分かりません。活躍して恩返ししないといけないですよね」と感謝すれば、東海大の後輩で、菅野とは2度目の自主トレとなった中川皓太投手(23)もこう言った。
「教わったことはまずはキャッチボールですね。無意識で投げるなと。一球一球を大事にして、狙ったところに行くように投げろと言われました。キャッチボールの時から実戦を意識するということです。寝食を共にして食事量も増やした。体を大きくするためです。腹がいっぱいになってからさらに食べるとか。毎日体重を量ったし、菅野さんは、これはトレーニングと連動していて、終わったら何かを口にするとか、食事一つ取っても考えられている。費用は何から何まで全部、出していただきました。菅野さん以外で5人いて1カ月間。全部で1000万円くらい? 飛行機代、宿泊費……。それくらいになっちゃいますかね。凄いですね。菅野さんに恩返しするのはもちろんですが、ボクもいつかそういう選手になりたいです」