入院2週間で生じた空白 日ハム清宮の完全復活に“3つの壁”

公開日: 更新日:

「あー……」

 28日、限局性腹膜炎からリハビリ中の清宮幸太郎(18)がキャッチボールをしているときだ。この日は40メートルほどの距離まで延ばしたが、うまく投げられずに、うめき声をあげて悔しがる場面が何度かあった。

「イマイチですね。そのうち、うまく投げられると思います」

 とは、清宮本人。退院してまだ5日。ボールが手につかないのは仕方ないとはいえ、目についたのが担ぎ投げのようなスローイングだった。

 米アリゾナキャンプ中、金子誠内野守備走塁コーチからマンツーマンの守備特訓を受けた。上体の力に頼った担ぎ投げを修正するため、肩に負担がかからないスローイングを教わり、改善の兆しを見せていた。今は本気でスローイングをしていないにせよ、キャンプ前に逆戻りしたような投げ方だった。

 守備の構え、捕球、スローイングの際の体重移動、さらに走塁を含めた基本練習の中断を強いられただけに、復習が必要になる。

■筋力と脂肪のバランス

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走