巨人で猫かぶるゲレーロに古巣中日が仕掛ける“2つの罠”
「インコース、特にインハイが苦手なのはデータを見れば一目瞭然。それだけでなく、喜怒哀楽がはっきりしている性格面が狙い目。ゲレーロは他の外国人と一緒にされるのを極端に嫌う。一緒につるむのも嫌い。同じキューバからの亡命選手のビシエドとも、実はうまくいっていなかった。おまえは特別な助っ人なんだと言い続けるなどして関係者も首脳陣もずいぶん気を使ったものです。逆に特別じゃないと感じれば、すぐにキレる。ちょっとしたことでも、いちいち反応するタチ。プライドが異常に高いんです」
この3連戦は中日ベンチからゲレーロが分かるスペイン語、英語のヤジが乱れ飛ぶかもしれない。「インコース攻め」と「言葉攻め」で打撃と平常心を崩して乱す。
この3連戦で、巨人の4番の今季が占えそうだ。