小野は危うい初白星…阪神・金本監督の「勘違い投手論」
藤浪は昨年、ヤクルト畠山への頭部死球から制球力を失い、プロ5年目で自己ワーストの3勝で終わった。今季に復活を懸けているだけに、初登板は内容より、まずは勝ち星をつけてやるのが先決だった。
小野にしても1年目の昨季は2勝を挙げたものの、初登板から7連敗。こちらも、今季初登板で七回までは文句なしの投球を見せていたのだから、そこでスパッと代えてやるべきだった。それは先発を甘やかすこととは違う。長いイニングを託す試合はまだ先だ。