世界選手権へ出発 石川佳純は18歳を率いる“引率の先生”役
引率の先生――という気分かもしれない。
卓球女子の日本代表が23日、世界選手権団体戦(29日開幕=スウェーデン)に向けて成田空港を出発。報道陣の取材に「新チームは雰囲気もいい。目標は優勝です」と意気込んだ主将の石川佳純が率いるのは、平均年齢18.4歳というフレッシュなチームである。
代表5人は、25歳で最年長の石川の他に18歳の平野美宇(右端)、同学年で17歳の伊藤美誠(中央)、早田ひな(左から2人目)、それに15歳の長崎美柚(右から2人目)という面々だ。実績はあっても、まだまだ無邪気な平野、伊藤らをまとめるのは苦労もあろう。
カメラマンの求めに応じた記念撮影では、端っこにおさまって優しい笑みを浮かべていた石川。早くも“先生役”が板についていた。