著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

松井大輔<1>「W杯は初戦に照準を合わせるのが何より重要」

公開日: 更新日:

 ロシアW杯本番2カ月前のハリルホジッチ監督解任――。この前代未聞の出来事は日本サッカー界全体に大きな衝撃を与えた。2010年南アフリカW杯16強戦士の松井大輔横浜FC)も少なからず驚きを覚えたという。「でも代表は1週間で変われる可能性がある。南アの時がそうだった。自分たちを信じてひとつにまとまって戦うしかない」と修羅場をくぐった男は現代表にエールを送った。

 ハリル前監督の口癖だった「デュエル」という言葉の重要性を誰よりもよく知るのが、フランスで9年間過ごした松井だ。

「フランスでデュエルは当たり前。世界基準を踏まえて日本に足りない部分だと考えたから、ハリル監督はこの言葉を強調したんだと思います。ただ、日本人はパワーや体格ではどうしても外国人に劣る。別の角度からアプローチする必要もあったのかもしれない」と彼はしみじみ語る。西野体制になってデュエルがどこまで重視されるのか、どんな戦い方をするのか、いずれにしてもチームはひとつにまとまらなければ勝てない。それは南アで岡田武史監督(現FC今治代表)率いる日本が示したことだ。

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