長時間練習に転戦疲れも 欠場の鈴木愛「左ヒザ痛」原因は
【中京テレビ・ブリヂストンレディス】
今季3勝を挙げて賞金レース首位に立つ鈴木愛(24)の左膝がついに悲鳴を上げた。
スタート前に、「そっと触るだけでも痛い。力が入らない、フィニッシュが取れない」と欠場を決めた。勝った前週も左膝にテーピングしてプレーしており、今大会前日のプロアマ戦も途中棄権と前兆があった。
最近は筋トレやダイエットに取り組み体が引き締まったとはいえ、女子ツアーでは太っている選手として知られる。試合会場はアップダウンのきつい山岳コースもあり、体が重すぎて膝に疲労が蓄積されていったのは十分に想像できる。
それでなくてもツアー日程がタイトだった。今季は開幕戦から出場し続けて3戦目に優勝。その後に渡米して米女子メジャーANAインスピレーションに出場した。
帰国してすぐのスタジオアリス優勝から2連戦。上り下りが厳しい川奈のフジサンケイは休んだが、その後も3連戦と出ずっぱりだ。しかも国内8試合に出場して3勝を含むトップ3入り7試合と毎週のように優勝争いに絡んだ。張りつめた精神状態が続き、疲れがピークに達していてもおかしくない。