「大迫半端ないって」商標登録済み “生みの親”に肖像権は

公開日: 更新日:

「『大迫半端ないって』は4年前に商標登録済み」――。大阪府東大阪市の男性会社員(32)がそう名乗りを上げた。

 24日付のスポニチによると、男性は前回のブラジルW杯直前の2014年4月に「OSAKO HANPA NAITTE」の文字を特許庁に出願し、同10月24日付で登録されたという。

 すっかり流行語となった「大迫半端ないって」の生みの親は兵庫・滝川第二高サッカー部の元主将。09年1月の全国高校サッカー選手権準々決勝で、対戦相手の鹿児島城西高のFW大迫勇也のプレーに驚愕し、泣きながら称賛した言葉だ。男性はスポニチの取材にTシャツにプリントする言葉を探している中、ネットで「半端ないって」の動画を見つけ、「これは面白い」と思い立ち、商標出願したと明かした。

 ブラジル大会前に「OSAKO――」の文字と、絶叫する主将のイラストを描いたTシャツ約200枚を作製。19日のコロンビア戦後に売り切れたが、「大迫半端ないって」の言葉をプリントしたTシャツはこれ以外にも大量に出回っている。男性は「数千枚売れたものがあると聞くと、商標権を持っている人間としては複雑」とスポニチに答えた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…