過去にトランプ大統領はフランスリーグの古豪モナコの株式を保有し、MLSやアルゼンチンのクラブ買収が囁かれるなど、サッカービジネスにも関心を寄せているといわれる。米サッカー関係者の間では、個人的にも親しいC・ロナウドがMLSに移籍する際には、トランプ大統領の親族が経営する企業が、チームスポンサーとして獲得資金を出資するとみられていた。
MLSでは、元イングランド代表MFベッカム(ロサンゼルス・ギャラクシー)ら多くの大物選手が晩年にプレーした。ギャラクシーはベッカムの加入で200億円近い利益を得たが、C・ロナウドを広告塔に起用するトランプ大統領のもくろみは見事に外れたようだ。