ロッテは身売り否定も…ZOZO前澤氏が招く“球界再編”第2幕
突然の表明に球界がざわついた。
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する「スタートトゥデイ」の前澤友作社長(42)が17日、自身のツイッターで【大きな願望】と題し、「プロ野球球団を持ちたいです。球団経営を通して、ファンや地域の皆さまの笑顔を増やしたい」と球界への参入希望を表明。そのうえで「みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい。シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります」と具体的な計画案を用意し、球団経営に強い意欲を示したのだ。
スタートトゥデイの時価総額は1兆円超。創業者で代表取締役社長の前澤氏の総資産額は3000億円を超え、2016年には経済誌フォーブスが発表する「日本の富豪50人」にも選出されている。そんな気鋭の経営者の参入表明は瞬く間に球界を駆け巡り、すぐにメディアを含めた関係者の間で買収先として名前が挙がったのが千葉ロッテである。
スタートトゥデイは千葉市に本社を置き、前澤社長は千葉県の鎌ケ谷市出身。16年にはロッテの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」の命名権を10年31億円で取得している。球場補修に私費1億円を寄付したことでも話題になった。