女子プロ協会も申に何度も注意しているのだが、スロープレーは一向に改善されない。
そこで、比嘉真美子が委員長を務めるプレーヤーズ委員会(選手会)が先月19日に、「スロープレーの警告が多い一部の選手には罰金ではなく、新人セミナーでもう一度講習を受けてもらう」という選手の意見をまとめて協会に提出した。つまり、ベテランプロでも新人と一緒になってマナーの勉強を一からやり直せ、と選手会の総意として強硬な態度に出たわけだ。全英女子オープンで戦う比嘉の“援護射撃”が申にプレッシャーを与え、福田の2勝目に役立ったようだ。