エ軍大谷が会見で右肘に言及「今すぐ(手術)はない」

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(24)が今季終了まで打者で出場することになった。

 7日(日本時間8日)のホワイトソックス戦を前に遠征先のシカゴで取材に応じ、新たな損傷が見つかった右肘に関して「今すぐに(手術)ということはないので、このままシーズンをしっかり最後まで自分らしくプレーしたい」と断言。今季はマウンドには上がらず、DHに専念する。

 診察を受けた医師からは、すでに靱帯を再建するトミー・ジョン手術を勧められているが、「いくつか選択肢があるので、その中の1つを選択して、進んでいくという感じだと思います」と、依然として慎重な姿勢を崩さなかった。

 大谷は本拠地アナハイムに戻る10日に、球団と話し合って今後の対応を決める予定。仮に患部にメスを入れれば、投手として復帰までに1年以上を要する。多くの米メディアは来季は打者限定の起用になるとの報道も目立つ。来季以降の二刀流続行については「今のところはその方向で進むつもりです」と意欲を見せた。

■新人最多19号

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…