左腕から初のHR エ軍大谷は肉体改造でさらなる飛ばし屋に
マウンドに復帰したエンゼルス・大谷翔平(24)が4日(日本時間5日)のレンジャーズ戦で「2番・DH」でスタメン出場。6回の第3打席に16号ソロを放った。左腕からの本塁打はメジャー初。16本塁打はメジャー1年目の日本人選手としては2003年の松井秀喜(ヤンキース)に並び歴代2位タイの記録だ。チームは2―4で敗れた。
2日の復帰登板では腰の張りを訴え、打球に右手を出して薬指を痛めたが異常なし。ソーシア監督は「おそらく次の日曜日に投げられる」と、中6日で9日(同10日)のホワイトソックス戦に先発起用すると明かした。
6月上旬に右肘を痛めた際、チームドクターからは打者としての出場は問題なしとの診断を受けている。
今オフ、投手としては患部周辺の筋力を鍛えるなどのリハビリメニューを強いられるが、打撃練習は通常通り行うのは可能だ。
右肘に不安を抱えたままメジャー1年目を終えるため、今オフの大谷は球団の監視下に置かれる。投球を制限されたり、トレーニングメニューを指示されるのはもちろん、球団がトレーナーを日本に派遣して、オフの調整を管理する可能性もある。