大谷翔平とア新人王争い ヤンキース2選手の実力と素顔
■グレイバー・トーレス(21歳・二塁手・右投げ右打ち)
ベネズエラ出身。13年にカブスと契約、16年にトレードでヤンキース入りした。マイナーで超有望株だったが、昨年6月に本塁上のクロスプレーで左肘を故障、トミー・ジョン手術を受けるはめに。
今年4月下旬にメジャーデビューすると、5月に9本塁打、24打点と打ちまくって新人月間MVPを獲得。内野はどこでもこなすユーティリティープレーヤーで、今年の球宴メンバーにも選ばれた。7番打者ながら109試合で打率.277、23本塁打、71打点とパンチ力も備えている(14日現在)。
■ミゲル・アンドゥハー(23歳・三塁手・右投げ右打ち)
昨年6月、メジャーデビューした試合で4打数3安打4打点をマークして脚光を浴びた。今季は135試合に出場して打率.298、23本塁打、79打点(14日現在)。6月と8月に新人月間MVPを獲得。主に5番を打つ将来の主砲だが、三塁手として15失策、記録に残らないミスも多く守備はザルだ。
ドミニカ共和国出身。名うての若手育成業者が管理していた逸材で、16歳のときに約8300万円でヤンキースと契約。ここまで順調に階段を上ってきた。