オリ福良監督は借金10で辞任…阪神・金本監督に強まる逆風
一方で、同じ在阪球団の阪神はどうか。
金本監督は就任3年間で4位、2位ときて、今季は最下位に転落するなどチーム状態はどんどん悪化している。最下位でシーズンを終了すれば、監督の去就問題に発展しかねない状況だ。
金本監督は15年オフにその年3位だった阪神の監督になった。糸井をFAで獲得するなど強力なバックアップを受けつつ、勝ちながら育てると宣言したにもかかわらず、打線は糸井、福留のベテラン頼みから脱却できないままだ。若手では、糸原と梅野が試合に出続けているとはいえ、将来を有望視された藤浪や高山、中谷らは不調に苦しんでいる。芽が出つつある大山だってこの先、どうなるか分からない。
阪神はオリックスと同じ借金11。金本監督にとって「福良辞任」は対岸の火事ではあるまい。福良監督は潔く辞めるが、同じ監督3年目の金本監督はどうするつもりか。