同志の説得を“圧力”と勘違い 貴乃花はついに支援者ゼロに

公開日: 更新日:

 阿武松親方は日刊ゲンダイの直撃に、「それはとらえ方次第ですから……」と、こう続ける。

「私は魂を懸けて説得しましたから。それをどう受け取るかは……本人に確認してください。でも、私は魂を懸けて説得したんです」

 ある親方が言う。

「阿武松さんは責任感が強い。同じグループの一員だったからこそ、貴乃花を一門に所属させようと必死になっていた。それなのに圧力をかけた張本人のようなとらえ方をされ、ハラワタが煮えくり返っていたはず。グチひとつこぼさないのは阿武松さんらしい」

 阿武松親方がそうであるように、親しかった親方衆ほど、貴乃花親方から離れていく傾向がある。前々回の理事候補選で手を組むなど志を共にした山響親方(元前頭巌雄)も、貴乃花親方に関して「アイツは人の話を何も聞かない。コミュニケーションが取れない」と周囲に話したことがあるという。かつてのシンパの中には「アイツはクソ野郎だ」と吐き捨てた者もいる。

「錣山親方(元関脇寺尾)や立浪親方(元小結旭豊)らは本心から貴乃花親方を慕っていたが、親しくなるにつれ、その頑迷さに嫌気が差して離れていった」

 とは前出の親方だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース