FWトーレスの神戸移籍 鳥栖スポンサー撤退で“秒読み”開始

公開日: 更新日:

 元スペイン代表FWトーレスが、鳴り物入りでJ1鳥栖入りして約2カ月が経過した。

 大物ストライカーの加入で知名度と集客アップにはつながったが、16位に低迷して最下位・長崎との勝ち点差は「3」。ギリギリの綱渡りが続いている。そこに持ってきて「年間5億円の大口スポンサーの撤退が決まり、年俸8億円のFWトーレスを手放すことになる」とはマスコミ関係者である。

 1日、IT大手サイバーエージェントの藤田晋社長が「J2町田の経営権を取得する(全株式の80%を取得。出資額は11億4800万円)」と記者会見で表明した。これは鳥栖の大口スポンサー、サイゲームスの撤退と無縁ではない。

 というのもサイゲームスは、サイバーエージェントの子会社。これから町田のチーム力増強やスタジアムなどの環境整備に大金が必要となり、子会社を通して鳥栖をサポートしている場合ではなくなってしまった。

■社長の勝手気まま

「鳥栖社長の自分勝手な立ち居振る舞いにサイゲームスの社長が激怒したことがスポンサー撤退の引き金を引いた」とは地元マスコミ関係者だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…