米ツアー2勝目狙う畑岡奈紗 “武器”なくとも単独首位発進
【LPGA KEBハナバンク選手権】
畑岡奈紗(19)が初日、8バーディー、1ボギーの65。7アンダーで単独首位に立ち、米ツアー2勝目を狙う。2打差の2位タイには、C・ハル(イングランド)とD・カン(米国)がいる。
畑岡は6月のウォルマートNWアーカンソー選手権で米ツアー初優勝を果たした。今季はここまで20試合でベスト10以内が6度。賞金ランクはもっか6位(109万3790ドル=約1億2250万円)。米国2年目としては堂々たる数字を残している。だが、スタッツを見ると物足りない。平均スコア16位(70.222)、パッティングアベレージ17位(29.22)、ドライビング・ディスタンス35位(260.063ヤード)、パーオン率48位(70.6%)と、「武器」と言えるものが何もない。
逆に言えば、特筆すべき「武器」がなくても、このぐらいの成績は出せるということ。「これは」という武器を身につければ優勝回数は増えるだろうし、ビッグゲームにも勝てるはずだ。