ドラ1候補に急浮上 浦和学院“大谷2世”渡邉勇太朗って誰?
ここにきて、人気が上昇している。
夏の甲子園ベスト8右腕で、U18の日本代表にも選ばれた渡邉勇太朗(浦和学院)のことだ。
身長190センチ、90キロの恵まれた体から繰り出す最速149キロのストレートとカーブが武器。大谷翔平(エンゼルス)の投球フォームを参考にしており、「大谷2世」との呼び声が高い。
人気、話題性では同じ高校生投手の金足農・吉田には劣るものの、ポテンシャルの高さに、複数球団のスカウトが惚れ込んでいるのだ。
さるパ球団のスカウトは、「2位では指名できないでしょう。3月に右ヒジの靱帯を痛め、約2カ月離脱したことがある。活躍した時期は実質的に3年夏だけだったが、順調に成長していれば、1位競合もあった」と、こう続ける。
「吉田は完成度が高いものの、潜在能力なら渡邉が高校生でナンバーワン。数年後にはエースになれる逸材です。背が高い上に顔が小さいところも大谷にソックリ。右腕の使い方が上手で癖のないフォームだし、下半身の使い方は大谷よりもうまいと思う。プロで本格的なトレーニングに取り組めば、150キロ以上をマークする可能性を秘めています」