“前倒し×2”天皇杯決勝は浦和V 2021年から12月開催で固定か

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 9日に埼玉スタジアムで天皇杯サッカーの決勝が、浦和と仙台との顔合わせで行われた。

 1921年に創設された天皇杯サッカーは、68年に「1月1日に決勝」の日程が組まれ、それから「元日に天皇杯サッカーの王者が決まる」が冬の風物詩となっていた。

「年明け早々の1月5日にUAEでアジアカップが開幕します。日本の初戦は9日のトルクメニスタン戦ですが、天皇杯サッカー決勝が例年通りに元日に行われた場合、決勝に進出したチーム所属の代表選手は、オフなしの状態で参戦することになります。それで天皇杯決勝は12月24日開催に変更されました。<せめて2週間のオフが必要>ということです」(元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)

 さらに前倒しとなって「9日開催」になったのは、鹿島の<クラブW杯出場>が関係している。

 やはりUAEで開催されるクラブW杯の日程は12月12~22日。鹿島が決勝に進出した場合、中1日で天皇杯決勝の強行軍となるところだった。 

 ちなみに来年から「元日決勝」に戻り、2020年1月1日は「19年中に完成予定の新国立競技場のこけら落とし」となることが決まっている。

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