貴乃花に当事者意識は…貴ノ岩の監督責任を千賀ノ浦親方に

公開日: 更新日:

 一体、どの口が言うのか――そう思った視聴者も少なくないだろう。

 10日、元貴乃花(46)が午前から午後にかけて、テレビ朝日系列をジャックした。テレ朝は1時間インタビューを行い、その映像を同日早朝の情報番組「グッド!モーニング」、同「ワイド!スクランブル」第1部、第2部で3分割。付け人を殴った元弟子の貴ノ岩(28)への思いなどを語る貴乃花が、お茶の間を席巻した。

 貴ノ岩は昨年、日馬富士に殴られた被害者。それが今回は加害者になったこともあり貴乃花は「残念ですね、本当に」とポツリ。「取り返しがつかないことをした」と話し、さらに、「本人から連絡? (7日の引退会見当日に)一度、携帯が鳴ったんですけど、私、出ませんでした」と、あえて無視した事実を明かした。

 貴ノ岩は引退会見で元師匠の貴乃花に報告をしたとは言ったものの、会話の内容を聞かれると「それは……すいません」と、言葉を濁していた。引退の上に元師匠にまで見捨てられたがゆえの悲しいウソだったことが判明した。

 弟子を預けた千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)からの電話には、こう答えたという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇