貴乃花に当事者意識は…貴ノ岩の監督責任を千賀ノ浦親方に
一体、どの口が言うのか――そう思った視聴者も少なくないだろう。
10日、元貴乃花(46)が午前から午後にかけて、テレビ朝日系列をジャックした。テレ朝は1時間インタビューを行い、その映像を同日早朝の情報番組「グッド!モーニング」、同「ワイド!スクランブル」第1部、第2部で3分割。付け人を殴った元弟子の貴ノ岩(28)への思いなどを語る貴乃花が、お茶の間を席巻した。
貴ノ岩は昨年、日馬富士に殴られた被害者。それが今回は加害者になったこともあり貴乃花は「残念ですね、本当に」とポツリ。「取り返しがつかないことをした」と話し、さらに、「本人から連絡? (7日の引退会見当日に)一度、携帯が鳴ったんですけど、私、出ませんでした」と、あえて無視した事実を明かした。
貴ノ岩は引退会見で元師匠の貴乃花に報告をしたとは言ったものの、会話の内容を聞かれると「それは……すいません」と、言葉を濁していた。引退の上に元師匠にまで見捨てられたがゆえの悲しいウソだったことが判明した。
弟子を預けた千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)からの電話には、こう答えたという。